【松田ラボ 第280話  『太陽』〜冒頭SP〜】

太陽が好きだ。
だからいつも、できるだけ綺麗に撮るようにしている。


人の情熱というものに触れることが、ここ数年、以前に比べて格段に増えた。
きっと、今までだって接していたものだろうから、"気がつく"ことが増えた、と言ったほうが正しいか。

―その人がどんな想いでそれを形にしたのか

そこの部分に数多く触れることで、僕の中でのモノの見方が大きく変わったんだ。
あぁ、君は愛されていたんだねって、どっか、そういう感じ。


あれは好き。
これは嫌い。


これが人の心の出す最も素直な答えかと思えば案外そうでもなくて、モノを見る時にはもっと、より深いところまでを覗き込んだほうが楽しいし、そうして初めて、そこに"率直な"答えと呼べるものが生まれるんだと考えるようになった。



―人が人に向けて、精一杯にモノを作っている


それが料理だろうと、映画やドラマであろうと、それこそ趣味の道具であろうと、
そこには共通する"熱"のようなものがあって、今さらながらにそのことがよく理解できるようになったと、そういうこと。
そこにある卵を見て、白いことが素晴らしいとか、丸い、その微妙な球面を触ってみようとなるのと同じように、それを生みだした瞬間の懸命な姿が脳裏に浮かぶような・・・たとえて言えばそんな感じの感覚。



うん。

太陽は、その点シンプルだ。


色々な熱に、情熱に触れることで"新品"ではなくなってしまった僕の心を、今朝もまた真っさらの状態へとリセットしてくれる。
だから好き、というほど単純な話ではないけれど、大きな要素だと思う。

忙しい日々の中で、周りが動くのにシンクロして僕の中の景色もまた変わってしまう。
そこに立てばいつも同じ夕陽が見える、というわけではなくなって来ているんだ。
中も外も、両方が動くというのはそういうこと。
何が好きで大切かということだけが変わらない、と言うべきか。
めまぐるしく移り行く風景と僕との空洞を、今、太陽が強く照らしている。

【今週の追伸】
みなさんこんにちは(^−^)
はい、大阪に詰めております(笑)
すみません、時間がないので出かけます!!

                        11月11日   AM8:06      松田悟志



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