【松田ラボ 第229話】

  ―よし、海に行こう。
そう思い立ったから家を出た。
愛用の釣竿と少しの道具を持ち、お金はポケットに入れて。

嵐のような喧騒が過ぎ、世間がGWに突入するのに合わせるようにしてプチ春休みになってしまった。レジャーが大好きな僕にとって、世間の休みと僕の休みとは重ならないほうが好ましいので、これはこれで少し複雑な気持ちだったりする。
いつからだろう・・・いくつかの役を同時進行で演じたり、インターバルなく次の役に突入したりと、自分のキャパシティを少し超えて踏ん張り続けるような流れを繰り返した後には、一度、何も考えないで、下調べもほどほどに「"初めての行き先に"遊びに行く」という習慣を僕は持っている。
勝手知ったる場所ではなく、すべてが真新しい場所に行くというところに、なにやら深い意味があるような気がするのだけれど、もともとが喧騒に対してのリバウンドなんだ、本意など曖昧にきまってる。

ふと見ると、列車の窓から海が見える。地平線までまっさらな空。
  ―こんなに晴れていたんだな、都内を出るまで全然気がつかなかった。
停車して開いたドアから、煌めいたような空気が入ってきた。それを胸いっぱいに思いっきり吸い込むのはまるで少年のようなので、あえて少しずつチマチマと吸ってみたのだけれど、少年が正しいということだけがよくわかった。
  ―欲求に素直に応えてこそ休養だな。
と、そんな気持ちでのんびり過ごす一日も、たまにはいいかもしれない。



みなさん、こんにちは〜(^0^) 松田悟志です♪♪
いや〜、随分暖かくなりましたねっていうか、昨日今日はなんと北海道の網走で30度を超えたというニュースがやってましたよね!? もうほんと、夏か!というね、まったく何という急展開なんでしょうか(笑)。
まぁ、そんなポカポカ日和の中でですね、先日は映画『ふうけもん』の撮影が終了し、もう一つ、まだ情報が公開になっていない作品の撮影なんかも無事に終わりまして、『ケータイ捜査官7』はちょうどエピソードとエピソードの間ということもあって、わたくし、飛び飛びですがプチ春休みをいただいております(^−^)
というわけで今回はきちんと本文ありですよぉ〜♪
それでは、さっそくまいりましょうか(^3^)
松田ラボ!!初夏な感じの第229話〜〜〜っ!!!
『 ☆ひとり上手と呼ばないで!!☆前編 〜ガイドで旅するヘンテコ妄想癖〜 』
ん〜〜〜〜〜〜〜っ、スタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜トっ♪♪



仕事に集中している時、僕の心は極度の緊張と弛緩を繰り返します。
緊張して、弛緩して・・・。うまく緊張しない時には、あえて最悪の状況を想定することで心を引き締め、うまく弛緩できない時には、休みに目一杯のんびり過ごす計画を立ててふわりとした気持ちを拡げる。

僕の特技の一つに、『文章で旅をする』というものがあります☆
これは明確に何ということができないくらい曖昧な遊びなので、今まであまり「特技です」という扱いにしたことはないのだけれど、人に話しているうちに特技なのかもしれないと感じたので、これからはそう呼ぶことにいたします(^−^)
で、それは一体なんなんだと思われるでしょうから、わかりやすいかどうかはべつとして、とりあえずいくつかの例を挙げてみましょうか☆
もっともベーシックなものは、まぁ、なんと言っても『ガイドブック』です♪
観光地や名所や釣りのポイントはもとより、果ては美術館にいたるまで、それらの概要や状況、情景などを描写している文章を読んで、まるでその場に居るような感覚にならせたら僕の右に出る奴ぁなかなかいないっすよ( ☆_‐)←誰や!!(爆)
よく食品などについている「それにまつわる薀蓄を書いた紙(明治○○年に創始者が考案したタレを創業以来ずっと注ぎ足して・・・等々)」なんかはその際たるものですね。たとえばそれが佃煮なら、『左手に茶碗、右手に箸、両目はまっすぐ薀蓄紙を射抜いている』というのがお決まりのスタイルですし、そうすることで味の深まりはもちろん、その歯ごたえや味わいも軽々とリミッターを振り切ります。一膳のご飯と、小皿の佃煮・・・そこにひらりと薀蓄紙があるだけで、その佃煮のルーツ、歴史の旅に突入することができるんですから贅沢ですよね〜(^^*)

もちろん、シーンが変わってシャンプーやリンスでも同じですよ♪
「キューティクルを保護して髪に生まれたてのような輝きを・・・」なんて書いてあると、下を向いて頭を洗ってるあいだ中ずっと想像してますからね(笑)。
「毛穴の汚れを一掃して・・・」とかはもうイメージするだけで快感です(爆)。
でもね、最近なんというか、こういう想像(妄想?)はとても大切なんじゃないかと思うんですよね〜(^−^)やっぱりね、一粒で二度美味しいし、人によってはそこにもっと劇的な違いが生まれると思うんです♪
筋トレやダイエットでも、やっぱり同じですよ(*^^)どんな器具やサプリでも「この器具(サプリ)を使ってこうした場合、この部分の筋肉(贅肉)をどうすることができる」的な文章が必ず添えられていますから、そういうものを十分に味方につけてエクササイズしてみると、きっと全然違うんだろうなぁと思いますもん♪
僕の場合は、物心ついた時からこういう性格なもんで自動的に反応してしまって「そういう妄想をしなかった場合」というのをサンプルできないんですけどね(笑)、した場合とそうじゃない場合ではきっと効果に差が出ると僕は思います☆

そしてそんな妄想♪♪
どうして今回のラボで突然こんな話をしているかと言いますと、実は僕、本当に忙しい時期とか遠出できない状況にある時には、ガイドブックや本で『行った気になる』ことで身体を弛緩させてるんですよ(^−^)
行ったことのない海岸線にある地磯・・・簡単なイラスト地図と文章だけで表現されたそれをもとに、心をその岩場へと飛ばす。目を閉じれば、イメージの中で釣りをすることができる。特に、睡眠前に枕の上でやる妄想はリニアな感じがたまらなくて僕は一番好きです(^^)
そして、こうして休みができた時なんかに、今まで想像では何度も何度も行ったことのある釣り場へと実際に行ってみるんですよ☆
そこがどれくらいイメージと同じか、はたまた違うか、実際そんなことはどうでもいいのだけれど、多くの場合、とても初めて来たとは思えないくらいに掴めている。
だから特技と呼ぶことにしたんです(^^*)

子供の頃には古本屋さんでゲームの説明書や攻略本を買って、それをもとにリニアな妄想にふけり、それでゲームをした気持ちになっていた。貧乏症の類ではなく、僕はそんなふうにして楽しむ『遊び』がとても好きだったんです(^^)
あの頃遊んでやっていたことに、この歳になって助けられているという、なんとも不思議な感覚ですが、幼少期ってのはやっぱりそういう時期なんでしょうね☆
あの頃に得たことは、今の僕をそこら中で支えてくれているような気がします♪


というわけで、前編はここまでといたします〜(^0^)
次回に書く予定の後編ですが、それは僕がこの妄想で散々行き倒したある海辺の町に実際に行った際、僕自身が見舞われた惨劇についてです(笑)。
ホラー要素も少しあります(怖)。←ウソです(爆)
てなわけで、次回もどうぞお楽しみに〜〜〜っ(*^^)/


【今週の追伸】
自転車が気持ちよくて、時間を見つけてはサイクリングをしています(^−^)
そしたらこの間、ちょっと焼けてしまったので日焼け止めを買いました♪
というふうに世間話風の追伸というのもいいもんですね(笑)。
そうそう、ついこの間はじめて「東京ミッドタウン」に行って来ました(^^)どうしても見たかった『エミール・ガレ展』がもうそろそろだったので、滑り込みで見てきたんですよ☆ しっかり音声解説も買ってじっくりと観てたら3時間くらいかかってしまってヘトヘトになりましたが(笑)、作品はどれも素晴らしくて、本当、見れて良かったと思えるものばっかりでしたよ♪♪
芸術的な感性の軸を微調整するような一日でしたけど、そういう一日というのはやはり大切ですね。春の一日、とても大切な感覚を得ました☆
それでは。
いつも本当にありがとう。
                           5月2日   AM6:01    松田悟志



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